先輩たちの活躍

voices

都筑 敏史先生 社会科

Tsuzuki Satoshi
キャリア年表
1年目 常勤
講師
2年目
3年目 専任
講師
副担任
4年目
5年目
6年目 専任
教諭
担任
7年目
8年目 夢教育根幹行事系 主任
9年目 社会科 主任
10年目 社会科・起業塾プロジェクト
主任
11年目 生徒指導 部長
起業塾プロジェクト 主任
12年目 高校・グローバル高校 教頭
起業塾責任者
都筑 敏史先生先生

子どもたちの幸せのために、私たちができること

教える事の奥深さ、子供たちの為に私たちが成長しないと!
教員へのあこがれ(~教員になるまで~)

 学生時代は、勉強また部活動に一生懸命取り組んでいました。高校までサッカー部に所属し、日々勝利のために練習の日々を送っていました。しかしある時、ケガをしてしまい、部員としてサッカーを続ける事が出来なくなってしまい、自暴自棄になったこともありました。その時、私を中学時代から指導していただいたサッカー部顧問に、「プレイできないのであれば、教えてみたらどうだ?」と声をかけられました。戸惑いながらも始めたサッカーの指導ではありましたが、子ども達の成長を間近で感じ、教える事の素晴らしさ・楽しさ、何より子どもたちの笑顔に喜びを感じました。中学サッカー部の指導を通じて、将来は教員になり、子どもたちの為に人生を懸けたいと、決心しました。この時、私の可能性を信じ、声をかけていただいたサッカー部の顧問は、今でも私の大切な恩師です。

夢を持たせる事への挑戦(起業塾プロジェクトリーダーとして)

 郁文館の教育目的は、「子どもたちに夢を持たせ、夢を追わせ、夢を叶えさせる」です。
 自分の「夢」は何だろうか?生徒達は迷いながら、様々な講義を聞き、また体験をし、考え、自分なりの「夢」を見つけます。その中で、高校生に具体的な将来のイメージを持たせるためには、話をするだけではなく、実体験を通じて考えさせる事が重要だと思い、起業家教育プログラム「高校生起業塾(※)」の立ち上げに関わりたいと手を挙げました。
 このプロジェクトのために、私自身、日本全国の様々な経営者の方々と打ち合わせをしました。「十人十色」という言葉があるように、経営者の方々はそれぞれ素晴らしい個性や特徴をお持ちであり、多くのお話を伺う中で、私自身が大きく成長することができました。ここで学んだことは、その後のクラス運営や教科主任としてのマネジメントにも大変役に立ちました。
 そして、こういった私自身も得られた学びを、生徒たちの成長につながるためにどうカリキュラムに落とすか、考え抜きました。起業の素晴らしさと辛さ、をどうすれば生徒が実感を伴って、わかってもらえるのだろうか。ただ経営者の話を聞かせるだけではもったいない。事前に講演して頂く方の業界をまずリサーチさせ、マーケティングや売り上げ計画手法などを自分たちで考えさせる事で、講演後の子どもたちの理解が変わるはずだ。私自身もやってみながら、そんな試行錯誤を何度も繰り返して、プログラムをつくっていきました。今や、起業塾は3年目となります。今の高校3年生が、起業塾生1期生です。彼らは経営知識のみならず人間的に大きく成長しました。大学進学を目指しつつ、実際に起業した生徒もいます。生徒が悩みながらも「夢」達成のために自ら行動し、成長していく姿を見るたびに、プロジェクトを立ち上げて良かったと感じます。今後は一人でも多く起業塾に興味を持ってもらい、ゆくゆくは学園すべての生徒が、起業との関わりを持てるよう更に発展させていきたいです。

※高校生起業塾とは?
日本初の本格的な高校生起業教育のこと。カリキュラムでは財務諸表の読み方や作成、経営戦略など起業に必要な知識を学び、1年次から2年次にかけて、IT、社会福祉、物流、農林水産業界など、2年間で計14業種のビジネスモデルを研究する。3年次には、実際の投資ファンドとも連携し、起業することをゴールに設定している。
https://www.ikubunkan.ed.jp/hs/career/found.html

郁文館での関わり(後輩の教員たちへ)

 教員志望のみなさん、一緒に子どもたちの幸せの為に、本気になりませんか?
 子どもたちには無限の可能性があります。その可能性に対し、さまざまな体験活動を通して刺激を与え、生徒の成長に関わることができ、かつ、将来に影響を与えることができることが、教員の魅力であり、素晴らしさです。素敵な職業だと、心底思います。私は一生、教育に関わる事を決めています。子どもたちの為に本気になれる環境である、この学園が大好きです。
本学園での教員を悩んでいるみなさんに伝えたいことがあります。
●やるかやらないかを迷ったらやる!
これが私のモットーです(失敗する事もあります、、笑)。でも、一歩を踏み出さなければ何も変わりません。

●判断に迷ったとき、出来ない理由を探すのではなく、出来る方法を探す!
ネガティブではなく、ポジティブに。私たちと素敵な教員生活を過ごしませんか?子どもたちの為に!

 応募フォームはこちら