今年度より当学園でご勤務スタートした先生方に向けて
夏休み期間にフォローアップ面談を開催し
「1学期を過ごしてみていかがでしたか?」と伺いましたところ
「生徒指導について学びたい」という
成長意欲が感じられる声が多くありました。
そこで、生徒も先生もともに
2学期を気持ちよくスタートを切っていただこうと、
郁文館夢学園にお勤め22年目の生徒指導部長である
井上豪(いのうえ・つよし)先生を講師に迎え、
「生徒指導」をテーマにした勉強会を開催しました。
郁文館夢学園では生徒指導の重点項目として
●「日本一、挨拶のこだまする学校」
●「七つの約束」のさらなる浸透
という二点に特にフォーカスしながら、生徒指導をしております。
(『七つの約束』とは、本学園全体に掲げられている「夢を叶えるための行動指針」です。)
今回の講師として登壇された井上教諭は、
郁文館夢学園での教員生活20年以上のベテランであり、
さらに生徒指導部歴も長いため、
今回の勉強会では、数々の実体験をもとにしたお話の中で
二学期スタートに向けてリフレッシュするようなメッセージを
郁文館に新しく仲間入りした先生方に投げかけました。
生徒は一人ひとり個性が違うので、
教員は日々新しい学びに出会うこととなります。
よって、生徒指導には
「これが正解」というものはないと井上教諭は述べ、
ひとつでも多くのケースに触れるようにしてほしいと、
ご自身の失敗談・成功例を惜しみなく共有しながら
会場に集った参加者の皆さんにも
グループディスカッションの時間が設けました。
日常の何気ない小さなことも、実は大切な「生徒指導」なので、
特に長い休み明けの二学期スタート時には
生徒たちの変化を見守ってほしいという願いも伝えました。
社会がどんなに変わろうとも、生徒指導は「人対人」!
生徒の人格や人権を尊重した上で
その子に合わせた指導をすることが大切だと、井上教諭は熱く語りました。
教職員同士で良いコミュニケーションを取り合うことも、
生徒指導にとても生きてきます。
学園全体が一丸となって、生徒一人ひとりの夢を伴奏するよう、
教員も一人ひとりが夢を持って日々の成長を楽しんでいってほしいという
生徒指導部からのメッセージが込められた新人研修となりました。
<人材開発室の研修担当者も郁文館教員時代の体験を語る>