本学園では、生成AIを活用した業務改善プロジェクトを推進することで、教職員一人ひとりが本来注力すべき仕事に、より多くの時間を使える環境づくりを進めています。目指しているのは、単なる業務効率化ではありません。教育の質と働き方の質、その両方を高めることです。
この取り組みを推進しているのが人材開発室です。教職員を対象に生成AI研修を実施し、基本的な使い方だけでなく、それぞれの職種に応じた実践的な活用方法まで学べる機会を提供しています。研修後も相談やフィードバックを行い、安心してAIを活用できるよう継続的にサポートしています。
例えば、教員は授業資料や小テスト、ルーブリック評価表の作成、教材の翻訳などに生成AIを活用しています。AIが作成した内容を土台に教員自身がブラッシュアップすることで、授業準備の時間を短縮し、生徒一人ひとりと向き合う時間を増やしています。

一方、事務職員も生成AIを活用しています。会議資料や案内文の作成、アンケート結果の分析、情報整理などをAIが支援することで、定型業務にかかる時間を削減。その分、企画立案や関係部署との調整など、人だからこそ価値を発揮できる業務に時間を使えるようになっています。
本学園では、AI活用を一部の職員だけの取り組みにはしません。教職員全体で学び合い、成功事例を共有しながら、学校全体の働き方を進化させています。そのため、「AIに興味はあるけれど使いこなせるか不安」という方でも安心して挑戦できる環境があります。

私たちが目指しているのは、AIに仕事を任せることではありません。AIによって生まれた時間を、生徒への支援や教育の質の向上、新たな挑戦に充てることです。教育への情熱と、新しい技術を前向きに取り入れる姿勢を持つ方とともに、これからの学校づくりを進めていきたいと考えています。